海外移住をしたタイで1年ほど前、銀行の普通預金金利に驚き、さっそく口座を開き預金を続けていましたが、どうやらタイバーツの価値が上がっているからなのか金利がガンガン下がっています。
タイのアユタヤ銀行(三菱東京UFJ銀行グループ)が提供していたサービスのひとつに、ある程度の制約があるけど普通預金金利が2.3%のものがありました。
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それが2015年に入り、急に状況が変わってきていて頭を悩ませています。コレは預金口座・投資先を変更する必要がありそうです。
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アユタヤ銀行の金利の下がり方
アユタヤ銀行は去年より三菱東京UFJ銀行に買収をされて日系の銀行になりました。そこから金利がおかしくなってきているような気もします。もともと普通預金の金利が高過ぎるとも思っていましたが、2014年12月の金利2.3%から2015年6月は1.8%まで下がっており、半年の間に0.5%へと金利が急落しています。
お金を預けている客からしてみればクソみたいな仕組みです。日系企業に買収され、サービスが良くなるかとおもいきや、サービスが悪くなるという悪循環。
ハッキリ言って買収なんてしてくれないほうがよかった!
これが証拠だ!
2段目(中央)の数字が金利です。2014年時点では2.3%になっています。
それが年明けて2015年2月には2.25%の微減がありました。これくらいなら許せますね。
2015年4月になるとさらに0.25%が減ります。ここから意味分からないことになってきています。
そして2ヶ月後の2015年6月にはさらに0.15%が減少し結局1.85%の金利になってしまっています。日本の普通予期にお金を預けるよりははるかに高い金利ですが、タイバーツというリスクがあることは否めません。タイ人にしてみればいいでしょうが。
こうなってしまうと、タイバーツの投資先も少し見直しをしたほうがいいかもしれません。今までは2.3%も普通預金でつくなら元本保証は間違いないので、自分で投資信託をつくるイメージで預金していましたが、1.8%で考えるのであれば他の金融商品でもっとよいものがあるかもしれません。
タイ国内の元本保証型の投資を探してみた
銀行の金利が下がっているので、タイ国内の投資先を探してみました。
■タイ国内の株
■タイ国内の不動産
ネットで日本語と英語で探してみると、「株」と「不動産」がヒットします。
株はチャートや配当金だけで判断するとありかなーと思う株もありますが、全体的に出来高が低い、流動性があまりにもありませんでした。
もうひとつの不動産、海外不動産投資をしている人のサイトを見ているとできそうな気もします。日本と不動産の考え方が違うし、タイ、特にバンコクはまだまだ建築ラッシュが続いているので良い物件を探し出せれば投資もありかなーとも思うけど、不動産という巨大な固定資産を買う勇気が出せません(笑)
またタイで骨を埋めるつもりもないし。
投資よりも節税
いろいろ探しているなかでひとつ見つけたのが、タイでの節税方法です。節税には大きく2つの方法があってメリットが大きそうです。
■積立保険
■LTF購入(投資信託)
積立保険は提供する会社によって、どれほどの期間を積み立てなければならないか決まっていますが、だいたいどの会社も10万バーツ(日本円で36万円ほど)を1年間積立ます。そして戻ってくる税金が稼いでいる給料にもよりますが最大で3万バーツ(日本円で11万円ほど)になります。
もちろん積立保険の配当金もあり、節税にもなりで、節税を考えるだけで投資をしていることになります。問題はどれくらいの期間の積立が必要かが論点になります。さっきも言いましたがタイに骨を埋めるつもりはありませんので。
タイのLTF(投資信託)。これは節税にも繋がり、投資とも言えるのでありだとは思いますが、7年は売却できない(10年に変更される?)。7年売却できないので投資すればするほど節税にはつながるけど、リスクも大きくなるってことですね。
タイでの節税についてこちらのサイトが詳しかったです。
パグゆきが出した結論
タイでの投資は旨味があまりないように思えます。為替が高い今は、タイバーツを日本円に変えて保管しておくのもひとつの手かもしれません。今の普通預金は放置、金利をある程度貰う。そして節税を考えることを基本方針にしてみたいと思います。
詳しい人が知り合いにいればぜひ紹介してもらいたいものです。