タイ・バンコクにはガンガンビルの建築が進んでいはいるものの、社会インフラが非常に弱い。1ヶ月ほど前の写真だけど、3時間ほど雨が降ると水が氾濫して、身動きができなくなるほど。
タイの政府はビルを建てたりして、国の外観を整えるよりも”まず社会インフラを整えるべきじゃないの?”って思います。
●関連記事:いまだ建築ラッシュのバンコク。どんな街になるの?
今日は私からタイ政府に変えて欲しいと思うインフラ環境をまとめてみました。完璧、個人的な意見ですので・・・
まずは交通インフラの整備
交通インフラの整備が進められていることは知っていますが、バンコクの電車関連のみです。日系企業もタイから仕事を受注して、線路の構築から車両まで仕事をするようです。電車が様々なエリアに通ることは交通インフラを整える上ではひとつの改善だとは思います。
でも、本当に変えなければいけないところは車・バイクの交通事情です。東南アジア全体に言えることかもしれませんが、運転が荒く、自分のことしか考えていないから、横断歩道やT字路で立ち往生している車をよくみかけます。
シンプルに信号機をつければいいだけです。
これは前にも記事にしましたが、タイの信号機は警察官がマニュアルで操作をしています。なんとなく混んできたから切り替えようみたいな雰囲気です。また警察官がT字に立って、自ら交通整理をしている場面もあります。だから、
ますます混乱します。
日本では絶対にありえない光景がタイでは現実に行われているわけです。
過去、日本はタイに信号機を提案した
過去に日本政府?もしかしたら民間企業かもしれませんが、タイ政府に日本の信号機を提案したようです。結果は即答で必要なしと言われたようですが・・・
日本の信号機が優れているのではなく、社会インフラとして信号機を建てて効率よく渋滞回避をしようって頭がないのでしょう。また信号機をつけると人件費削除に繋がりますが、政府としては警察の人員整備をすることも面倒なのでしょう。(いろいろな政治家から文句言わるとか)
社会インフラをまずは3つ整える
社会インフラとして整えてほしいことは3つあります。水、屋台、ゴミです。
これを整えることができるのであれば、バンコクの街の清潔さの向上にもつながるし、社会インフラの向上にもつながると思います。
2つの水問題
まずは写真にもある道路の水問題。いたるところにマンホールがあることは分かっています。地下で水の排管システムがあるからでしょう。でもゴミが溜まっていたり、壊れているなどでしっかりと動いていないことが想定されます。もし動いているのであれば、絶対にこんなことは起こらないはず。まずは排管のシステムを見直す必要があるでしょう。
そしてバンコクの水をもっと綺麗にする必要が有ることです。東南アジア全域でそうですが、水道水をそのまま飲むのは危険です。慣れればお腹を壊すことはないでしょうが、何が含まれているのか分かりません。水質を検査すれば悪い数字がでてきます。(専門家ではないので何が悪いのかわかりません)
屋台の乱立
屋台文化の根付いている国なので、撤去しろとは言いません!せめて国が、制約をもっと作るべきだと思おいます。屋台が道にでているせいで、通行できなかったり、ゴミが散乱していたりして、メチャクチャです。
このゴミが水の排管システムに詰まっていることが大いに関係していると思っています。屋台を出していい場所をしっかりと制限するだけで変わると思います。
ゴミ問題
さきほどの屋台のゴミもそうだけど、生活のゴミ置き場の整備がまったくできていません。ゴミ収集車が来ているようだけど、ゴミを車に積めるだけで、掃除なんていっさいしないし、ゴミが残っていることもしばしあります。
さいごに
水、屋台、ゴミ問題は全てが何かしらに繋がっていると思います。屋台問題が綺麗になれば、ゴミ問題が解決し、道路事情もある程度よくなる。そして排管システムにゴミが影響せず、道路の水事情も良くなる、生活水に与える影響も少なくなる。私の勝手なイメージでこんなことをタイ政府に訴えたいです。